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あなたの宿命について詳しく占います
こんにちは、大串ノリコです。
紫微斗数とは、唐の時代から
東洋に広く伝わる伝統的な占術です。
生まれた日、時間、場所から
細かく星の動きを導き、
その人の宿命から未来の姿まで
明らかにすることができます。
あなたにどんな運気が巡り、
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それを確実に把握しておくことで、
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正しい運気の流れを知って、
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手に入れましょう。
紫微斗数を徹底解説!
紫微斗数とは?
紫微斗数(しびとすう)は、中国発祥の占術の1つです。日本ではあまり馴染みはありませんが、本場の台湾や香港では自分の運命を占う際に、紫微斗数と四柱推命の2つの占術を必ず使用すると言っても良いほど、重要かつメジャーな占術です。
紫微斗数の鑑定は、生年月日に加え、生まれた時刻を重要視するため、その人の運命を詳細に鑑定することが可能です。その人の出生情報から宿命や運命を示す紫微斗数の「命盤(めいばん)」を作成し、生まれ持った性格や運勢、相性、過去・現在・未来について解き明かしていきます。命盤の全ての要素を見た場合、そのパターンは約25万通りにもなり、人生・恋愛・仕事・人間関係・金運など様々なテーマを細かく分析し的確な答えを示すことができる占術として、昨今は日本においても注目を浴びている鑑定法の1つです。
紫微斗数の歴史は?
紫微斗数とは、中国に古くから伝わる占術の一つです。唐の時代の有名な仙人であった陳希夷(ちんきい)が創始者と伝えられており、紫微星(北極星)をはじめとする星々の配置を見ます。生年月日、出生時間、出生地から一定の法則で命盤(ホロスコープのようなもの)に並べられた星の位置から、その人の一生を読み取ります。現代では、中国や台湾を中心に人気の占術で、日本の一部の占い師も扱うことができます。
紫微斗数の流派とは?
紫微斗の流派は主に『星曜派(三合派)』『飛星派』『欽天四化派』という3つの大きな流派に分かれています。日本で一番普及しているとされているのが『星曜派(三合派)』で、それぞれの星が持つ意味とその輝きの度合い、配置の関係で吉凶を判断するものです。二つ目の『飛星派』とは「化」と呼ばれる4つの星(化禄、化権、化科、化忌)で吉凶を読み解くものです。最後の『欽天四化派』とは飛星派と同じく四化星を使うのですが、四化星を3つの分類に分けて当てはめるという、さらに複雑な鑑定方法となっています。
紫微斗数と四柱推命の違いは?
四柱推命(しちゅうすいめい)と紫微斗数(しびとすう)は、いずれも中国の占星術や運命学に関連する占いの方法ですが、いくつかの違いがあります。まず、四柱推命は生年月日、出生時間、出生地の情報に基づき、主に干支(十干と十二支)と五行説(木、火、土、金、水)などの要素の組み合わせによって、人の性格、運勢、適職などを分析します。紫微斗数では同じく生年月日、出生時間、出生地の情報を使用しますが、その情報から導いた星々を命盤と呼ばれる盤上に配置し、運勢を読み取ります。
紫微斗数の十二宮とは?
紫微斗数では生年月日、出生地、出生時間の情報から命盤を作成しますが、その命盤の中を12区分に分けたものを『十二宮(じゅうにきゅう)』と呼びます。紫微斗数の鑑定ではそれぞれの十二宮の中に何の星が入っているかによって、運命を解読していきます。
紫微斗数の十二宮には
それぞれどのような意味がある?
十二宮には自分自身を表す宮、恋愛や結婚運を表す宮、人間関係を表す宮など、それぞれの宮にテーマや意味を持っているため、悩みに関連する宮に配置されている星や関係性から、より精度の高い答えを導くことができるのです。
・命宮(めいきゅう)
命宮は、本人・自分自身を表す宮です。人格や思考・行動傾向等の自覚できる性格。人相や容姿なども象徴します。人生や人格における優劣等、個人が「どういう人物か」を大きく分類する宮。命宮は運命全般や、持って生まれた宿命的先天運を司り、先天的な性格、外見、行動様式、才能、思想などについて読み解くことができます。
・兄弟宮(けいていきゅう)
兄弟宮は、対人関係を表す宮です。兄弟姉妹のほか、親友や親身になってくれる他人等、自分と相手との関係性を象徴します。兄弟宮に14主星のいずれも入らない場合は、兄弟姉妹、あるいは親友などが少ないか居ない場合が多くなります。人の悩みの8割は人間関係の問題のため、現代では重要性を増している宮です。
・夫妻宮(ふさいきゅう)
夫妻宮は、恋愛や結婚・パートナーを表す宮です。好きになるタイプがどんな人か、恋愛や結婚の良し悪し、結婚後の仕事への向き合い方などを象徴します。恋愛、結婚など異性との運勢や関係を読み解く宮。配偶者の見た目や性格、趣味嗜好、自分がどういった人と結婚したがるか、どんな相手と結ばれやすいのかが投影されています。
・子女宮(しじょきゅう)
子女宮は、子供や養育を表す宮です。子供の有無や育てやすさ、出産、指導、師弟関係、後輩、隠れた人格等も象徴します。子供との縁や関係性、子供の見た目や性格、才能、親(自分)との協調性などもわかります。その他、本人のSEX趣向など、性欲旺盛かどうか、子供好きか嫌いなのかといったことも読み解くことができます。
・財帛宮(ざいはくきゅう)
財帛宮は、財産や金銭を表す宮です。金銭を得る行動傾向、金運の良し悪し、出費の傾向、結婚後の生活がどうなるか等、その人の財産状況の全てを読み解くことができます。財帛宮は人生の根幹を決める宮の1つで、三合する命宮、財帛宮、官禄宮の状態が良ければ、人生の生活面も安定してきます。
・疾厄宮(しつやくきゅう)
疾厄宮は、健康や疾病を表す宮です。生まれつきの体質、健康状況、生涯でどんな健康問題があるか等の疾患傾向を象徴します。また、疾厄宮は父母宮の対角にあたり、「親から貰うもの一式」も表すため、先天的な性質や、更には自営などする場合の拠点の良否も判断することができます。
・遷移宮(せんいきゅう)
遷移宮は、外出運を表す宮です。住居の移動、遠隔地への旅行、海外への発展など一歩家から外に出た時の運勢を司っています。生まれ故郷から離れた場所に住む場合の運勢もわかります。また、職人として家の中で働くのか、社会に出て多くの人達と関わりながら発展していくのか等、社会生活や社会人としての運勢も判断します。
・奴僕宮(ぬぼくきゅう)
奴僕宮は、部下や使用人、友人、職場の仲間との関係を表す宮です。兄弟宮が、身内など極めて親しい人間関係を示すのに対し、奴僕宮は、友人や社会で関わる人間関係を示します。職場の同僚、部下、自治会・町内会の人たち、学校PTA関係者、サークル活動の人間関係、もっと広い意味では「顧客」などとの関係の良否がわかります。
・官禄宮(かんろくきゅう)
官禄宮は、仕事の能力、事業、勤務といった仕事運を表す宮です。全体的な仕事運や昇進運、地位や職業を象徴します。他の宮とも合わせて観ることによって、どんな仕事が向いているのか、どんな働き方をするのか、サラリーマン向きか独立向きかなど、仕事における様々なテーマを読み解くことができる。
・田宅宮(でんたくきゅう)
田宅宮は、土地や住居を司り、主に不動産運を示しますが、家という意味合いから家庭運、自宅や自宅周辺の状態、さらには蓄財能力を表す宮です。財帛宮が流動の資産、つまり金銭の出入りを占うことに対して、田宅宮は晩年に向けての蓄財能力を解読することできます。
・福徳宮(ふくとくきゅう)
福徳宮は、人生における享楽生活の度合いや精神面を表す宮です。精神的な安定度がどうであるか、趣味嗜好はあるか等、命宮が性格を表すのに対して、福徳宮は無意識の精神状態や深層心理を読み解きます。抱えやすいストレスやその度合、持っているトラウマなど深層心理や精神に起因する事象を判断することができる宮です。
・父母宮(ふぼきゅう)
父母宮は、その名の通り、両親との関係性を表す宮です。その他にも目上の人や、上司からの助力の有無、縁の薄厚を観ることもでき、また、疾厄宮の対宮なので、疾病での医者の見立てなどもわかります。さらに公な機関との関わり事象も示し、相続や訴訟問題、公文書の問題なども、この宮で判断することができます。
紫微斗数における主星とは?
「主星」とは、生年月日に対応する天体のことを指し、12の「紫微星」という天体のうち、それぞれの人にとって最も影響力がある星が「主星」となります。主星はその人の運命や性格傾向、才能などを表しており、紫微斗数占いにおいて非常に重要な役割を担っています。
主星の使い方としては、自分自身の主星や他人の主星を知ることで、その人の特性や傾向を理解することができます。また、主星が強い場合や弱い場合、相性の良い主星の組み合わせや悪い主星の組み合わせなども存在するため、人間関係や結婚、仕事などの判断材料として活用されることもあります。
・紫微星(しびせい)
紫微星は、冒険心が強く目的をしっかりと定め、高いバイタリティと卓越した頭脳で目標達成に向かいます。自尊心が高く、地位や名声を求める野心家ですが、一度傷つくと立ち直るまで時間がかかります。周りの意見をまとめるのが上手く、経営者やリーダーなどで本領を発揮します。プライドが高く繊細な面もありますが、共存共栄を望む平和主義者でもあります。
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・天機星(てんきせい)
天機星は、知識欲旺盛な求道者を象徴する星で、知恵と機転に優れ、参謀役として周囲をサポートすることが得意です。しかし、神経質で心配性で、完璧主義な面がありストレスを溜めやすく、金銭感覚も優れますが、うるさいと思われることもあるようです。裏の顔を持ち、責任感はあるが陰で支える裏方役を好みます。名目上はトップではなく、実質的には自分が舵を握ることも多いです。
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・太陽星(たいようせい)
紫微斗数の中でも特別な存在である太陽星は、男性的な要素を象徴する星であり、国王のように度量が大きく、貫禄を感じさせる存在です。また、親しみやすく頼もしいキャラクターで、カリスマ性のあるリーダーとしての側面と、いじられキャラとしての可愛らしさがあると言われています。
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・武曲星(ぶごくせい)
武曲星は、気は優しくて力持ちの頑張り屋であり、チームワークを大切にし、個人よりも集団で力を発揮するタイプです。真面目で現場でも重宝され、保守的で成長に時間がかかる傾向にありますが、リスクの少ない成長株。しかし、意志が強すぎると失敗を招くこともあるため、柔軟さを持つことが大切です。
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・天同星(てんどうせい)
天同星は平和主義者であり、自分のペースを崩しません。感情よりも頭で恋愛するタイプで、共通の話題を通じて親密になろうとします。また、義理堅く謙虚な人柄で、友情にも謙虚でピュアなものを持っています。しかし、ときに頑固な一面もあり、クヨクヨして頼りがいのない印象を与えることもあります。
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・廉貞星(れんていせい)
廉貞星は、常に高い目標を持っており、一見手段を選ばない合理主義者に見えますが、実は義理堅く、面倒見のよい人物です。内面はナイーブで傷つきやすく、言葉にも敏感ですが、信頼関係を築けば心強い味方になってくれるでしょう。清潔感があり、際どいパフォーマンスでも下品になりません。ノリは成り行きまかせで、ペースを保つのが彼らの特徴です。
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・天府星(てんぷせい)
天府星はプライドが高くワガママで自己本位なところもありますが、母性本能が強く世話好きで心優しい人物です。勘が鋭く記憶力に優れ、繊細な考え方を持ち、容量がよいです。オリジナリティを出すことが苦手で、保守的な傾向があるでしょう。八方美人気質で、誰にでもよく思われたいと思っています。恋愛関係は、相手のことを大切に思いすぎて束縛してしまうことがあります。
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・太陰星(たいいんせい)
太陰星は、紫微斗数に存在する星の中で最も光り輝く存在で、活力に満ち溢れた星です。貫禄があり、その温かいオーラに引き寄せられ、自然と人が集まってきます。一方、度が過ぎるとお調子者として周囲に反感を買うこともあるため、気を付ける必要があります。感情表現がストレートで勢いよく喋るため、他人の地雷を踏んでしまうことも。
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・貪狼星(どんろうせい)
貪狼星は欲望に忠実です。ルールや常識に縛られることを嫌い、感じるままに生きるでしょう。感情を素直に表に出すのが苦手ですが、ストレスに強く、高い集中力と忍耐力が持ち味です。ただ、幼少期から押し殺して来た「子供」の部分が残っており、その姿は無邪気さと愛くるしさに満ちあふれています。実力主義者で年功序列を嫌います。
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・巨門星(こもんせい)
巨門星とは、言葉の力が人生の鍵を握っており、おしゃべりと無口とで両極端に分かれます。人見知りの傾向があり、打ち解けるまでに時間がかかりますが、仲が深まると人が変わったようにおしゃべりになるでしょう。人を見抜く力があり、肩書だけの人間や名ばかりの優等生には近寄りません。集中力が長く続かず、本当に興味がある分野にしか全力を出しません。
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・天相星(てんそうせい)
天相星は、奉仕精神に溢れる星です。自分の利益よりも、人のために何かをすることに生きがいを感じるタイプです。感覚派人間で、音楽や芸術の分野で活躍する人が多いです。人付き合いが非常に得意ですが、優柔不断で気分屋のために飽きるのも早く、極端な人間関係を築きがちです。しかし、心から尊敬できる人や愛する人には徹底的に尽くします。自分の全てをかけて奉公できる相手を探すことが、幸せな人生を歩む鍵となります。
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・天梁星(てんりょうせい)
天梁星は、頑固屋でプライドが高く、職人肌で完璧主義者です。一見気難しく近寄り難い雰囲気を纏っていますが、礼儀正しく誠実です。人の好き嫌いが激しいですが人情派なので懐に入ってしまえばなんでも許してしまいます。手先は器用ですが口下手で感情表現が苦手。また、迷信に流されやすいため宗教にはまり込みやすい傾向にあります。
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・七殺星(しちさつせい)
七殺星は、勇猛で独立心が強く、自分の信念を貫こうとするエゴイスティックな面を持っています。感情表現がハッキリしており、ドラマチックな行動が好きな傾向があり、競争意識が強いです。礼儀正しく、人の無礼な態度を許さないため、機嫌を損ねた際にはすぐさま謝罪と改善策を示しましょう。外出を好み、旅行や買い物など頻繁に出かけます。
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・破軍星(はぐんせい)
破軍星とは、破壊と再生を象徴する星であり、革命家の星とも呼ばれています。常識や因習を壊し、新しい考え方を導入するカリスマ的存在です。自由奔放で個性的、自分自身に素直に生きるタイプです。即断即決で行動するため集中力があるように見えますが、飽きっぽくすぐ別のものに興味が移ってしまいます。また、口が軽くデリケートな相談には向かない性格です。
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主星の名称 |
陰陽五行 |
キーワード |
紫微星 (しびせい) |
陰/土 |
威厳・品格・自尊心・礼節・プライド・誠実・知性・名誉・地位・成功・管理能力・若い経営者 |
天機星 (てんきせい) |
陰/木 |
知恵・学問・精神・理想・変動・情報・認識・移動・参謀役・聡明・企画力・知的探求心・計画性 |
太陽星 (たいようせい) |
陽/火 |
勇気・明朗・陽気・活発・慈悲・博愛・出世・発展・男性的・浪費・責任感・恋愛・結婚・出産 |
武曲星 (ぶごくせい) |
陰/金 |
勇敢・快活・実業・指揮・決断・忍耐・真面目・努力家・勤勉・素直・実務能力・金銭感覚・短気 |
天同星 (てんどうせい) |
陽/水 |
文章・恋愛・平和・慈悲・協調・融和・楽天的・社交的・温厚・無邪気・八方美人・中立・中庸 |
廉貞星 (れんていせい) |
陰/火 |
現実・制裁・公平・裁判・利益・狡猾・異性・情事・恋愛・正義感・ギャンブル・損得勘定 |
天府星 (てんぷせい) |
陽/土 |
寛容・聡明・温厚・伝統・安定・禄庫・女性的・母性・家庭・広い心・慈悲・優雅・苦労が少ない |
太陰星 (たいいんせい) |
陰/水 |
清潔・感性・美意識・芸術・優しい・純粋・家庭愛・慎み・謙虚・不動産・母性的・神秘的 |
貪狼星 (どんろうせい) |
陽/木 |
欲望・社交・歓楽・自由・美意識・恋愛力・嫉妬・教養・芸術・芸能・合理的・楽天的・きまぐれ |
巨門星 (こもんせい) |
陰/水 |
研究・分析・弁論・言葉・飲食・思想・収集癖・哲学的・細かさ・干渉・舌禍・思索家 |
天相星 (てんそうせい) |
陽/水 |
慈悲・参謀・寛容・奉仕・犠牲愛・博愛・協調性・穏和・真面目・正直・礼儀・品行方正・勤勉 |
天梁星 (てんりょうせい) |
陽/土 |
親分肌・職人・指導・実務・医療・経験・学術・淡白・長寿・プライド・強情・頑固・古い |
七殺星 (しちさつせい) |
陽/金 |
豪快・武勇・語学・勇敢・独立・自由・出世・気まぐれ・不屈の精神・潔い・個性的・強い意志 |
破軍星 (はぐんせい) |
陰/水 |
投資・破壊・創造・決断・短気・変動・改革・再生・勇気・直感・型破り・破天荒・孤独・離散 |
▼主星それぞれの詳しい内容を見る▼
紫微斗数の主星を調べるには
紫微斗数で占うにあたって特に重要となる「主星」の導き出し方をご説明します。
主星とは命宮に入る14種類の星のことで、何が入るかでその人の人柄を占うことができます。鑑定結果によっては命宮の主星が入らないケースもあり、その場合は遷移宮(対宮)にある主星から結果を導き出します。
【紫微斗数の命盤の作成方法】
(1)鑑定対象の出生年月日、出生時刻。出生場所、性別を確認する
生年月日は旧暦に変換する必要があります。
例/1985年6月5日15時50分生まれ
⇒旧暦:4月17日16時09分生まれ
⇒年干:乙 年支:丑 時支:申
(2)命宮・身宮の位置を定める
例:旧暦で4月×申時生まれの場合
⇒命宮:酉 身宮:丑
(3)十二宮の位置を決める
命宮を起点に反時計回りに以下の残りの十一宮を順番に配置する。
≪十二宮の配置順≫
命宮→兄弟宮→夫妻宮→子女宮→財帛宮→疾厄宮→遷移宮→奴僕宮→官禄宮→田宅宮→福徳宮→父母宮
(4)五行局を定める
年干と命宮の地支の組み合わせから五行局を求める
例:年干が「乙」×命宮の地支が「酉」の場合
⇒水二局
(5)紫微星を定める
求めた五行局と生まれた日(旧暦)の組み合わせから紫微星が座す「地支の宮」を定める
例:水二局×旧暦17日生まれの場合
⇒紫微星は「酉」
(6)紫微星から主星14星を求める
紫微星が座す「地支」によって、他の主星の配置が決定する
例/紫微星が酉の場合、以下のように配置する
紫微星⇒酉
天機星⇒申
太陽星⇒午
武曲星⇒巳
天同星⇒辰
廉貞星⇒丑
天府星⇒未
太陰星⇒申
貪狼星⇒酉
巨門星⇒戌
天相星⇒亥
天梁星⇒子
七殺星⇒丑
破軍星⇒巳
紫微斗数の身宮とは?
紫微斗数の身宮とは、13番目の宮とも言われており、人生の後半のテーマを占う際に使用される宮と言われています。
身宮は40歳以降の運命を司る宮で、生まれ月と時間から導きます。身宮には「命宮」「夫妻宮」「官禄宮」「財帛宮」「遷移宮」のみが入り、その人の人生が向かう先について占うことができます。
・命宮に身宮が入る場合
身宮が命宮に入る方は、生涯を通じて運気の流れが穏やかで、裏表のない安定した人生を送る傾向にあります。その一方で、大きな変化を望むことは難しく、宿命に従えば平穏な人生となります。
・夫妻宮に身宮が入る場合
身宮が夫婦宮に入る場合、人生の後半に大きな異性関係の変化が訪れます。例えば結婚など、配偶者の見極めや、パートナーと共に歩む方法を試行錯誤することとなります。
・官禄宮に身宮が入る場合
身宮が官禄宮に入る場合、人生の後半では仕事が最優先事項となります。人間関係や天職に辿り着くまで苦難がありますが、適切な職に就くことができれば成功を収めます。
・財帛宮に身宮が入る場合
財帛宮に身宮が入る場合、人生の後半は金銭関係に焦点が当たります。結婚や人間関係よりもお金が最優先であり、無駄使いで運気が下がります。人生の分岐点で資金が必要になるため、下準備が必要です。
・遷移宮に身宮が入る場合
遷移宮に身宮が入ると、外出や移動先での出会いに恵まれた人生後半になるでしょう。人脈を活用することが運気をアップさせる鍵となります。旅先での失敗が運気を下げるため、人とのご縁は大切にしましょう。
紫微斗数における副星とは?
紫微斗数では主星の他に、副星と言われる100以上ある星々を見ることで詳細な運勢を占うことが可能です。主星と同様に、これらの副星が十二宮のどの宮に配置されるかによって、運勢や吉凶、才能などを細かく読み解くことができます。どの副星を使用するのかは流派や占い師によっても異なりますが、一般的には特に運勢に大きな影響を与えるといわれている24個の星が使用されています。
副星の名称 |
陰陽五行 |
吉凶 |
星級 |
キーワード |
文昌星 (もんじょうせい) |
陰/金 |
吉 |
甲級 |
動的芸術・文章・学問・文芸・文化・芸能・創意・創作・作家・優しさ |
文曲星 (もんごくせい) |
陰/水 |
吉 |
甲級 |
静的芸術・恋愛・優雅・学問・文芸・文化・芸能・書籍・芸能・演劇 |
左輔星 (さほせい) |
陽/土 |
大吉 |
甲級 |
人望厚い・風流・平穏・平和・協力・計画・援助・真面目な交際・穏やか |
右弼星 (うひつせい) |
陰/水 |
大吉 |
甲級 |
責任感・頭脳明晰・作家・文筆・異性・援助・補佐・享楽的な交際・美意識 |
天魁星 (てんかいせい) |
陽/火 |
大吉 |
甲級 |
昼貴人・聡明・秀麗・清廉・援助・協力・地位・博識・出世・名誉・名声 |
天鉞星 (てんえつせい) |
陰/火 |
大吉 |
甲級 |
夜貴人・妖艶・魅力・援助・協力・補佐・地位・正直・従順・慈悲・恋愛 |
禄存星 (ろくぜんせい) |
陰/土 |
大吉 |
甲級 |
財産・官禄・円満・物質・倉庫・節約・金持ち・土地持ち・豊満な人物 |
擎羊星 (けいようせい) |
陽/金 |
大凶 |
甲級 |
喧嘩・事故・怪我・散財・乱暴・強情・反骨精神・格闘・治療 |
陀羅星 (だらせい) |
陰/金 |
大凶 |
甲級 |
争い・堕落・残忍・孤独・短気・決断・事故・病気・骨折・困難 |
火星 (かせい) |
陽/火 |
凶 |
甲級 |
外的闘争・活力・心臓・行動力・情熱・外部に発散する感情 |
鈴星 (れいせい) |
陰/火 |
凶 |
甲級 |
内的闘争・孤独・怒り・不満の矛先・煩悩・内にこもった感情 |
天馬星 (てんませい) |
陽/火 |
吉 |
乙級 |
移動・旅行・引っ越し・異動・出張・躍動・多忙・乗り物・運転 |
紅鸞星 (こうらんせい) |
陰/水 |
吉 |
乙級 |
美貌・恋愛・性愛・美しさ・おしゃれ・異性との出会い・派手 |
天喜星 (てんきせい) |
陽/水 |
吉 |
乙級 |
品格・清楚・婚姻・慶賀・恋愛・温厚・正直さ・聡明・真面目 |
竜池星 (りゅうちせい) |
陰/水 |
吉 |
乙級 |
風流・優雅・聡明・端麗・才能・水・出世・名声・健康 |
鳳閣星 (ほうかくせい) |
陽/土 |
吉 |
乙級 |
古典的・試験・才能・名誉・温和・美貌・笑顔・人間関係良好 |
地劫星 (ちごうせい) |
陽/火 |
大凶 |
乙級 |
虚言・孤独・災厄・紛争・不誠実・無報酬・無気力・哲学・宗教 |
天空星 (てんくうせい) |
陰/火 |
大凶 |
乙級 |
精神・空虚・苦労・失墜・懊悩・虚しさ・哲学的・心理学・消極的 |
天刑星 (てんけいせい) |
陽/火 |
吉凶混合 |
乙級 |
孤独・医療・法律・裁判・学者・争い・強情・苦労性 |
天姚星 (てんようせい) |
陰/水 |
吉凶混合 |
乙級 |
エロス・早熟・妖艶・風流・異性との出会い・社交的・好色・酒色 |
化禄星 (てんようせい) |
− |
吉 |
甲級 |
財禄・福徳・出世・社交的・勤勉・寛大・ユーモア・芸術的センス |
化権星 (かけんせい) |
− |
吉 |
甲級 |
権勢・権力・指導力・威厳・良識・慎重・実業家・文才・引き立てや援助 |
化科星 (かかせい) |
− |
吉 |
甲級 |
才能・名声・文学・学術・学芸に秀でる・試験に強い・聡明・外交の才能 |
化忌星 (かきせい) |
− |
大凶 |
甲級 |
困難・災難・挫折・トラブル・嫉妬・失敗・失恋・破産 |
紫微斗数の主星と副星の違いとは?
紫微斗数では、主星と呼ばれる14個の星を主役として運勢の大まかな方向性や性格などを占い、副星から細かい運気や時期の吉凶などについてを見ていきます。実は副星は100以上あると言われているのですが、運勢への影響の度合いがそれぞれ異なっており、一般的に副星で占う際はその中でも影響の強い24個が使用されます。(影響の度合いのランクは、甲級星・乙級星・丙級星・丁級星・戊級星といった分類がされています)
紫微斗数の三方四正とは?
三方四正とは、解決したいテーマが置かれている宮(本宮)から、左右にそれぞれ4つ目に数えられる宮との関係である「三宮」と、本宮から対面にある対官との関係を総称したものです。(また、四正にあたる宮は鑑定者によって、対宮に追加して本宮の左右を含む場合もあります。)例えば本宮を命宮とする場合、十二宮の中で人生運を占うために重要な「命宮」「遷移宮」「財帛宮」「官禄宮」という4つの宮が三方四正となります。
紫微斗数における来因宮とは?
十二宮以外に、紫微斗数には来因宮という宮があります。来因宮は、十二宮の中のどこかに入り、人生のテーマや課題を表す宮です。来因宮を大切にすることで、人生の満足度や運も上がり、最終的には生まれてきた理由に繋がる、重要な宮。来因宮がどの宮と同宮しているかによって、その人の人生にとって大切なものを解読することができます。